ちょいとしたヒント集

1.lccでコンパイルしたプログラムの実行結果を保存するには?
 lccは開発環境なので、作製したプログラムの実行結果を保存できない様に見えます。
 実行結果を保存する簡単な方法を紹介します。まずは"スタート⇒プログラム⇒アクセサリ⇒コマンドプロンプト"を実行して、実行したいプログラムのあるディレクトリに移動します。コマンドは"cd"です。例: cd \ken\c\lcc1
 dirコマンドを実行すると、そのディレクトリにあるファイルが表示されます。
 プログラム(例えばaverage.exe)を実行させるには、そのままaverage.exeと入力してEnterキーを押せば結果が出ています。なお、".exe"は省略可能です。ただし、それでは画面に出力されるだけなので、ファイルに出力を保存するには"average.exe > x"と打ち込むとaverage.exeの実行結果がxと言う名のファイルに書き込まれます。xと言うファイルが既存の場合には、上書きされてしまいますので、注意して下さい。

3.データをExcelで作図するには?
 作図したいデータの範囲をマウスで選択し、挿入⇒グラフを実行します。defaultでは最初の列をx軸に取り、2番目、3番目のデータはy座標となります。色々な使い方がありますので、遊んでみると良いと思います。

2.実行結果をExcelに読み込むには?
 Excelを立ち上げ、ファイル⇒ファイルを開くを実行して、所望のファイルを開きます。ただし、この時に"ファイルの種類"を"すべてのファイル"に変更しておくこと。さもない,と、Excelのファイルしか表示されません。
 ファイルを選択すると下の様なウィザードが表示されます。多分、皆さんの作製するプログラムは可変長だと思いますので、可変長を選択して下さい。引き続いて次のウィザードが表示されます。この場合、カンマで区切られていますので、区切りもちとしてカンマを選択します。その次のウィザードはそのままで結構です。これによりExcel;の表にデータが表示されるはずです。

また、type xと入力すれば、xの内容が画面に打ち出されます。なお、aa.exe < xとすると、aa.exeのデータ入力にキーボードではなく、ファイルxの内容が利用されます。、aa.exe < x >yとすればaa.exeの入力にxを利用し、yに出力されることになります。