教育に関する考え方
- 大学は学生が主役であり、その学生を世の中に自信を持って送り出せるようにすることが
大学教員の務めだと思っています。千葉大学の理念は「つねに、より高きものをめざして」であります。
しかし、現在の大学生というのは、小さい頃からの受験勉強により合格という目標を達成したとたん、
目標の喪失感に陥っているように感じます。目標を喪失した学生に、再度、目標を設定し、
やりがいを与えることが重要であると考えています。大学教員の務めは、学生の中にある可能性を見出し、
それを伸ばしてやるように努力することであります。
また、学問への知的な態度や関心を持てるように努めることであります。自分の周囲に広がる問題に対し、
関心を抱き、自ら進んで学ぼうとする人間に導くことができれば、すばらしいことだと思います。
これは、千葉大学でいうところの「つねに、より高きものをめざして」にあたると思います。
また、これまでの教育は「正解は1つ」であったが、世の中を生きていく上では正解はいくつもあり、
時と場合によりどれが正解ともいえない、あるいは、問題自体を見つけることが目標である場合もあります。
私の教育に関する考え方は、学生が獲得した"知識を知恵に"すなわち"応用力"に転換できるような人材を
育成することにあります。
養不教 父之過 教不嚴 師之惰 (中国の三字経より)
養うのみで厳しく教えないのは、父親の過ちである。
教えながら厳格でないのは、教師の怠りである。
研究に関する考え方
- 研究という作業は地道で困難な作業の繰り返しです。
教員として学生の自主性を最大限に尊重して研究を進めて行こうと思っています。
しかし、自由には責任も伴います。自分自身を管理しながら研究に取り組む必要があります。
また、研究で得られた研究成果は、国際会議や論文誌などに公表しながら、
色々なことにチャレンジして学生自身が成長できる研究環境を作りたいと思います。
やる気ある学生を心からお待ちしています。
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